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レンタルオフィスの選び方は?8つのポイントと料金相場を解説

レンタルオフィスの選び方は?8つのポイントと料金相場を解説

ビジネスを展開するうえで、自社のオフィスを持つことは重要ですが、賃貸事務所だと高額な初期費用や維持費がかかるため、レンタルオフィスを選ぶ企業も増えています。しかし、数あるレンタルオフィスのなかから、どのように選ぶべきか迷ってしまうこともあるでしょう。

また、自社に適さないレンタルオフィスを借りてしまうと、従業員の離職や想定外の出費を招く可能性があります。そこでこの記事では、レンタルオフィスを選ぶ際の8つのポイントやレンタルオフィスのメリット、料金相場について解説します。

【レンタルオフィス】選び方のポイント8つ

レンタルオフィスは、仕事をするうえで拠点となるため、取引先を招くこともあり、会社の印象にも影響します。また、サービス内容や料金などは、取り扱う企業によって異なり、いくつかポイントを押さえなければ、予期せぬ事態を招く可能性があります。

まずは、そんなレンタルオフィスを選ぶ際の具体的なポイントについて8つ紹介します。

オプション料金や諸経費の有無

レンタルオフィスを選ぶ際は、オプション料金や諸経費の有無に注意しましょう。表示価格をもとに資金計画をたてると、想定以上の出費が発生し、返済が苦しくなります。

オプション料金として一般的なのは、共益費や管理費、駐車場代などがあり、そのほかにも会議室の個室使用料やコピー代、Wi-Fi代なども有料オプションとなる場合があります。

とくに、格安レンタルオフィスの場合、オプション料金が割高になっているところもあるため注意が必要です。

契約料や更新料が割高ではない

契約料や更新料が割高ではないかも重要なポイントです。レンタルオフィスは、初期費用が安いところが魅力のひとつですが、契約や更新のたびに高額な費用が発生していたら、賃貸事務所の方が総合的には安くなってしまう場合もあります。

初期費用が安い分、契約料や更新料が割高に設定されているケースもあり、総合的にレンタルオフィスの方が高額な出費になってしまう場合もあります。

個室の間仕切りや空調に問題がない

個室の間仕切りや空調設備に関しても、事前に確認しましょう。レンタルオフィスの仕切りに関しては大きく分けて2パターンあり、しっかりと密閉された完全個室タイプと、パーテーションなどで仕切られた、天井と壁の間に隙間がある半個室タイプに分けられます。

一般的には半個室タイプが多く、空調設備やオフィス機器をシェアできることから、賃料を抑えられます。しかし、天井がつながっているため、重要な商談や電話の内容が筒抜けになってしまい、セキュリティ面で不安があるでしょう。

また、空調設備をシェアするタイプだと、個室毎に温度設定ができないため、業務に集中できず、生産性が下がってしまう場合もあります。

一方で、完全個室タイプは防音性が高く、温度調節も各部屋で可能ですが、半個室タイプに比べ費用が高くなります。それぞれメリットデメリットは異なるため、自社の業務に適したタイプを選びましょう。

セキュリティ対策が万全

レンタルオフィスは、人の出入りが多いため、警備会社との契約や監視カメラの設置など、セキュリティ対策は万全かどうかも確認しましょう。とくに、インターネット環境には注意が必要です。

たとえば、フリーWi-Fiはだれでもつなげられてしまうことから、情報漏洩などのリスクがあります。そのため、各部屋に回線が引かれているところやフリーWi-Fiであれば、専用のSSIDと暗号キーが付与されているなど、セキュリティ対策がとられているレンタルオフィスを選びましょう。

有人の受付がいる

有人の受付がいるかどうかも重要なポイントのひとつです。受付がいれば、来客時の受付対応や電話対応などの業務負担を軽減できます。

また、受付の有無だけでなく、対応の質も非常に重要で、対応が悪いと顧客からの信頼を失う可能性もあります。そのため、受付の有無とあわせて、受付の対応についても確認しておきましょう。

立地やアクセスのよさ

取引先の来社や取引先への訪問、従業員の通勤などを考慮して立地やアクセスのよさについても事前に確認しましょう。雑居ビルなどは繁華街のなかにある場合が多く、毎日通うことを考えると、従業員が不安を感じてしまう場合もあるでしょう。

また、オフィスの立地は会社のイメージにもつながり、顧客に与える印象が悪くなってしまう場合もあります。このように立地やアクセスは、利便性や従業員のストレスだけでなく、顧客へ与える印象にもつながるため、重要なポイントのひとつです。

従業員が快適に働ける環境である

働く環境が悪いと、業務効率や生産性に影響し、業績の悪化を招く可能性があります。そのため、従業員が快適に働ける環境であるかも重要なポイントのひとつです。

休憩スペースなどが完備されているところであれば、仕事と休憩の切り替えもできるため、業務効率や生産性向上が期待できます。また、エアコン以外に扇風機の設置やブランケットなども完備しておけば、より快適に仕事に取り組めるでしょう。

駐車場が利用できる

駐車場が利用できるかどうかも事前に確認しましょう。基本的にレンタルオフィスは、駅周辺のアクセスがよい場所にあることが多く、駐車場の有無は気にならないかもしれません。

しかし、全ての取引先が公共機関を使用するとは限らず、車を使用する場合もあります。そのため、レンタルオフィスに駐車場があるか、無い場合は付近にコインパーキングがあるか確認しましょう。

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レンタルオフィスのメリットとは

次は、レンタルオフィスの具体的なメリットについて詳しく解説します。メリットをよく理解して、効率よく快適にレンタルオフィスを利用しましょう。

初期費用が抑えられる

レンタルオフィスは、入居時の敷金や礼金などの負担がないところが多く、必要な設備や備品は最初から揃っています。そのため、賃貸事務所に比べ初期費用が抑えられます。

事業内容にもよりますが、新たに設備や備品を揃える場合、多額の資金が必要になるでしょう。また、賃貸事務所の場合は補償金として、一般的に賃料の12か月分を支払う必要があります。

しかし、レンタルオフィスであれば、そもそも保証金がかからないところもあり、発生しても賃料の3か月分程度となっています。

すぐに利用を開始できる

レンタルオフィスは、最初からある程度の設備が整っているため、すぐに利用を開始できます。賃貸事務所の場合、デスクやチェア、その他備品類を揃えなければいけません。また、パソコンや電話を使用する場合は、回線を引く必要があるでしょう。

しかし、レンタルオフィスは、チェアやデスク、インターネット環境などある程度の設備が整っています。そのため、新たに備品を揃える必要がなく、パソコンや電話など必要なものを持ち込めばすぐに利用を開始できます。

固定費も削減できる

レンタルオフィスは、管理費やインターネット料金、水道光熱費などが利用料に含まれている場合が多く、固定費が削減できます。

利用スペースによっても料金は異なるため、最低限のスペースを確保しつつ、テレワークを活用しながら出社人数を制限すれば、そもそもの利用料金を抑えられるだけでなく、従業員の交通費なども削減でき人件費削減に役立ちます。

事業の規模に合わせてオフィスを変えられる

レンタルオフィスは、大小さまざまな部屋が用意されており、事業の規模に合わせてオフィスを変えられるところもメリットのひとつです。事業拡大や従業員の増加などでオフィスを大きくしたいときでも、レンタルオフィスであれば住所変更などをしなくても変えられるでしょう。

住所変更などの手続きは複雑であるだけでなく、登記変更料などの費用が発生するため、規模に合わせて、簡単にオフィスを変えられるところはレンタルオフィスならではのメリットです。

レンタルオフィスの料金相場

レンタルオフィスは、敷金や礼金などの費用を抑えた物件が多く、賃貸事務所に比べ初期費用を抑えられます。また、設備や家具類も揃っているため、新たに工事費用が発生することもなく、金銭的負担の軽減が期待できます。

次は、そんなレンタルオフィスの初期費用や賃料の相場について解説します。

入居費用(初期費用)

レンタルオフィス入居時にかかる費用としては、敷金が必要です。一般的な賃貸事務所であれば、月額利用料の6か月から12か月分の費用が必要ですが、レンタルオフィスであれば月額利用料金の1か月から2か月分程度の費用が相場となっています。

また、礼金や仲介手数料は必要なく、設備や備品類もある程度揃っているため、内装工事費用やオフィス家具購入費用もかかりません。

賃料

月々発生する賃料は、1人あたり5万円からが相場となっています。具体的には、新宿で5万円から11万円、港区で4万円から、千代田区で5万円から、渋谷区で5万円から、中央区で3万円から利用できます。

地域や利用形態、人数、周辺の環境などによっても細かな金額は異なります。そのため、物件を探す際は、一人で探さず、不動産や専門サイトなどを活用しましょう。

SOHOオフィスナビでは、東京都内で利用できるマンションやオフィスを一括検索でき、さまざまな条件も設定できるため、最適なレンタルオフィス探しを手助けしてくれるでしょう。気になる方は一度利用してみて下さい。

まとめ

レンタルオフィスは、賃貸事務所に比べ初期費用を抑えられるだけでなく、ある程度の設備が整っていることから、すぐに利用を開始できます。また、固定費削減や事業規模に応じて、オフィスを変えられるメリットもあります。

レンタルオフィスを選ぶ際は、オプション料金や諸経費の有無、契約料や更新料が割高ではないか、間仕切りや空調、セキュリティ面で問題がないかなどいくつかポイントを押さえておけば、より快適に利用できるでしょう。

料金の相場は、1人あたり5万円程度となっており、周辺の環境や利用形態、人数などによっても異なるため、不動産や専門サイトを活用し探すのがおすすめです。

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