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共用レンタルサーバーで行うべきセキュリティ対策5選

サーバー セキュリティ対策

共用サーバー(レンタルサーバー)とは、複数のユーザーが同じサーバー環境を共同で利用する形態のホスティングサービスのことです。低コストでWebサイトを公開できるメリットがありますが、安全に運用するためには適切なセキュリティ対策が欠かせません。

本記事では、共用サーバーで行うべきセキュリティ対策を5つ紹介します

共用サーバーのセキュリティ対策が重要な理由

ホームページの公開やメール送受信を行う場合、常に悪意ある第三者からの攻撃リスクにさらされています。不正アクセスやウイルス感染が起きると、以下のような被害につながります。

●ホームページの改ざん・乗っ取り

●個人情報・機密情報の漏えい

●迷惑メールの踏み台として利用される

●企業の信用失墜や業務停止

レンタルサーバーを提供している会社もセキュリティ対策を実施していますが、すべての脅威を完全に防げる保証はありません。そのため、共用サーバーを利用しているユーザー自身でもセキュリティ対策を講じる必要があるのです

共用サーバーで行うべきセキュリティ対策5選

ここでは、共用サーバーで行うべきセキュリティ対策を5つ紹介します。

①SSLの設定

SSLとは、インターネット上でやり取りされるデータを暗号化する仕組みです。現在では、ほとんどのWebサイトがSSL(HTTPS)を採用しており、ユーザーの個人情報や入力内容を安全に通信できるようになっています。

インターネットでは、本来データは暗号化されない状態で送受信されます。そのため、ユーザーがWebサイトを閲覧したり、問い合わせフォームや購入フォームに個人情報を入力した場合、その内容が第三者に傍受されるリスクがあるため注意が必要です。

もし悪意のある攻撃者が通信を盗聴すると、「入力した個人情報が盗まれる」「データが途中で改ざんされる」など、深刻な被害につながる可能性があります。SSLを利用して通信内容を暗号化することで、こうした盗聴や改ざんを防止できるのです。

②WAFの設定を行う

WAF(Web Application Firewall)は、WordPressなどを狙った攻撃を防御するための専用ファイアウォールのことです。

従来のファイアウォールでは検知しにくいアプリケーション層への攻撃を対象としており、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)のような脆弱性を悪用した不正行為を防御できます。

近年はWebアプリケーションを狙う攻撃が増加していますが、WAFを導入することで攻撃されるリスクを大幅に減らせます。

③IDS/IPSを導入する

IDS/IPS(Intrusion Detection System / Intrusion Prevention System)とは、ネットワークに流れるパケットの中身を監視し不正侵入を検知・防御するシステムのことです。ネットワーク上を流れる通信を監視し、不正アクセスの兆候を検知したり、攻撃を遮断したりする仕組みとなっています。

共用サーバーではレンタルサーバー側でIDS/IPSを提供している場合が多いものの、ユーザー側で設定状況や検知ログを定期的に確認することでセキュリティをより高められます。

④Web改ざん検知

Web改ざん検知とは、レンタルサーバー上で公開しているWebサイトの内容が不正に書き換えられていないかを常時監視する仕組みです。もし攻撃者によってファイルが改ざんされた場合、登録されたメールアドレスなどへ即座に通知が届くため、早期発見・早期対応が可能になります。

特にページ数が多いWebサイトや、複数の担当者が更新を行うサイトでは、目視で改ざんをチェックするのは現実的ではありません。自動監視を導入することで、知らないうちに不正広告を埋め込まれたり、マルウェアを仕込まれたりするリスクを大幅に減らすことができます。

⑤WordPressの修正パッチを適用する

WordPressは世界で最も利用されているCMSであり、その人気ゆえに攻撃者から狙われやすい環境でもあります。脆弱性が見つかるたびに、WordPress本体やテーマ、プラグインには修正パッチ(アップデート)が提供されますが、これを適用せず放置してしまうと、古いバージョンの脆弱性を悪用した攻撃を受ける可能性が高まります。

安全にサイトを運用するためには、WordPress本体はもちろん、テーマやプラグインも含めて常に最新バージョンに保つことが重要です。管理画面の通知を定期的に確認し、アップデートが提供されたら速やかに適用するよう心がけましょう。

まとめ

今回は、共用サーバーで行うべきセキュリティ対策を5つ紹介しました

共用サーバーは手軽に利用できる反面、攻撃のリスクを完全に防止できるわけではできません。そのため、SSLによる通信の暗号化や、WAFやIDS/IPSの活用、Web改ざん検知の導入、WordPressの定期的なアップデートといった対策が非常に重要です。

自社サイトを安全に運用し、情報漏えいや不正アクセスのリスクを最小限に抑えるためにも、今回紹介した対策を日常的に実施していきましょう。


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