1. HOME
  2. ブログ
  3. 法人でipv6(v6プラス等)にすると速度が遅くなる原因と解決策

法人でipv6(v6プラス等)にすると速度が遅くなる原因と解決策

ipv6(v6プラス等のIPv4 over IPv6)によるネット接続とは

詳細はこちらにまとめてあります↓

そして、実は、ipv6対応(IPOE接続)は、個人向けのサービスなんです。なので法人での利用すると速度が遅延する可能性があります!

 

法人だとipv6(IPv4 over IPv6)対応の接続だと遅くなる原因

ipv6(IPOE接続)でV6プラスの場合、IPV6のアドレスをIPV4のカプセルでくるんで、IPV4のアドレスで通信をしているように疑似的に行うサービスになります。このIPV4のアドレスはVNE事業者で提供できる数が限られている為、他のユーザーと一緒に共有で使います。そのため、通常はIPアドレスで通信の相手先住所を特定するのですが、他のユーザーとも共有している為、それができなくなります。

そこで、「ポート」番号によって、相手先を特定して通信を行うという方法をとっています。例えるなら、住所では特定ができないので、各建物の形状を記録しておき、それで場所を特定している感じでしょうか。

このポートですが、具体的には65535を分割して、1つのプロバイダー契約に対して、240個を割り振る事になっています。

そして、このポートですが、IPV4でできているHPを1つ見るごとに1つポートを消費します(IPV6でできているgoogleやfacebook等のサイトは消費しません)。

そのため、1人の人が、HPを同時に10個見れば、10ポートを消費します。オフィス内で、スマホやタブレットでも同じように複数のブラウザのタブを増やして接続すれば、その分ポートを消費します。目安ですが、1人の人で50~80ポート位を消費すると言われています。つまり、社員が3人くらいまでは問題は発生しないのですが、PC等のタブをどれくらい開くかにもよるのですが、例えば10人以上とかになってくると、ポートが足りなくなってしまいます。

個人だと、240個で十分だったポート数が、法人で、使う人数が増えてくると、足りなくなってしまうんです。これが法人向けにはIPV6対応が向いていない理由です。

このポートが足りなくなった場合、古いポートを自動的に開放して、新しい接続ができるようにするのですが、その際に、遅延が発生します。場合によっては時間がかかりすぎて、ブラウザがアクセスできないというエラー画面を返す場合もあります。

上記のルールは、プロバイダーの裏にVNE(virtual network Enabler)事業者というものがいまして、IPV6で通信する際に、専用のIPV6ネットワークをプロバイダーに貸し出すことをおこなっているんです。そこの大手の1つJPNEという会社のルールになります。

通常フレッツ光クロスで利用するv6プラス(IPv6/IPv4インターネットサービス)詳細はこちら⇒/JPNE

多くのプロバイダーがこちらのJPNE社を使っていますので、基本的にはこちらのルールがほぼどのフレッツ光クロスでも適用となります。

解決策

上記のトラブルを回避するには、JPNE社の「v6プラス」固定IPサービスを契約することです。料金は上がりますが、JPNE社の違う商品ですので、上記のポートが足りなくなって遅延が発生する問題がなくなります。

なお、JPNE社とユーザーは直接契約はできませんので、プロバイダーを通して、申し込みをする必要があります。

「v6プラス」固定IPサービス詳細はこちら⇒/JPNE

 

まとめ

IPv4 over IPv6によるIPV6接続ですと、ポートで通信の相手先を特定して通信をします。この1プロバイダー契約当たり240個のポートが割り振られるのですが、これを超えて消費すると遅延が発生してしまいます。

一人当たり仮に60個だとすると、4人を超えて5人のオフィスだと、遅延が発生する事に。これが法人でIPv4 over IPv6方式によるネット接続をすると遅延が起きる理由です。これを回避する為には固定IPを契約する必要があります。現在使っているプロバイダーが対応しているかどうか、V6プラス等のIPv4 over IPv6接続をする場合には確認しておきましょう!

 

弊社では、トラム光も含めた全部で7個の光ファイバーの代理店をしております。また、クラウドPBXについても販売しておりまして、御社のネットワーク・電話環境を総合的に改善する提案が可能です。

クラウドPBXについてはこちらをご覧ください↓

 

もちろn、先程の社員数が多くて、遅延が生じてしまう問題も解消するプロバイダーでのご提案が可能です。フレッツ光クロスを検討される方は、弊社までご相談くださいませ。

TEL : 03-5468-6097 株式会社アーデント

フレッツ光クロス 切り替えの相談 アーデント 03-5468-6097

会社名
必須
メールアドレス必須
電話番号必須
コメント

 

 


株式会社アーデントは、IT導入補助金の支援事業者を行っております!



アーデントからIT導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。

メリット①対象ツールを2年間、半額、もしくは1/4で利用可!

メリット②会計、経費精算、請求書処理、受発注ツール導入なら、PCやタブレットの購入も補助が受けられ半額!

メリット③補助期間終了後は、公式価格よりお値引き!

メリット④各種IT活用、DX、保守サポートでより貴社のIT化を促進、生産性を向上します!




【弊社取り扱いクラウドツール】

GoogleWorkspace※、Microsoft365、kintone、サイボウズオフィス、chatwork、LINEWORKS、マネーフォワード、freee、楽楽精算、楽楽販売、楽楽勤怠、freeeサイン、クラウドサイン、勤革時、OASIS、zoho、GMOトラストログイン、バクラクシリーズ、カスペルスキー、ESET、ウイルスバスタークラウド、NotePM、RoboTANGO、Adobe Acorbat、leaf、ロジザードZERO、DX-Suite、LANSCOPE、iTutor、INNOVERAPBX、MOTTEL※、yoom※など



※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可

また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。





IT導入補助金2024の詳細、お問合せはお電話頂くか、以下の記事を御覧ください↓

IT導入補助金お問合せ:03-5468-6097






以下の動画では、採択のポイントや申請にあたっての注意点などを詳しく解説していますので、
あわせてご覧ください!




関連記事

ICTオフィス相談室 最新記事

おすすめ記事