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エムスリーデジカルとは?メリット・デメリットを徹底解説

エムスリーデジカル イメージ画像

クラウド型の電子カルテは、在宅医療や往診業務などの際に患者情報や処置履歴をリアルタイムで確認できるのが魅力です。さまざまなタイプのクラウド型の電子カルテがある中で「エムスリーデジカル(M3 DigiKar)」は、導入のしやすさや操作性の高さなどから人気を集めています。

本記事では、エムスリーデジカルの概要やメリット・デメリットについて解説します

エムスリーデジカルとは

エムスリーデジカル 公式サイト

画像引用元:エムスリーデジカル

エムスリーデジカルとは、エムスリーデジカル株式会社が提供しているクラウド型電子カルテのことです。電子カルテやレセプト、予約管理、問診などをまとめて実施できます。エムスリーデジカルにはAI自動学習機能も搭載されており、カルテの記入時間を大幅に削減することが可能です。

エムスリーデジカルの料金プラン

エムスリーデジカルでは、レセコン単体プラン・一体型プラン・ORCA連動型プランの3つの料金プランが用意されています。

プラン名 レセコン単体プラン 一体型プラン ORCA連動型プラン
初期費用 0円 0円 0円
月額料金(税抜) 14,800円 24,800円 11,800円
有料オプション ●添付ファイル容量=10GBまで無料

※それ以降は10GBごとに+300円

●機器連携=1,800円

※エムスリーデジカル対応機器のみ何台でもOK

●添付ファイル容量=10GBまで無料

※それ以降は10GBごとに+300円

●年間受付回数12,000回まで無料

※超過分に対し +10円

●機器連携、iPadアプリ=1,800円

※エムスリーデジカル対応機器のみ何台でもOK

●添付ファイル容量=10GBまで無料

※それ以降は10GBごとに+300円

●年間受付回数12,000回まで無料

※超過分に対し +10円

●機器連携、iPadアプリ=1,800円

※エムスリーデジカル対応機器のみ何台でもOK

おすすめの先生 紙カルテを利用したい先生 新規開業する先生、ORCA以外のレセコンを利用している先生 電子カルテのみを利用したい先生、ORCAを利用している・利用予定の先生

エムスリーデジカルでは、連携機器の設定や運用コンサルティングなどのサポートを提供するプランも用意されています。

エムスリーデジカルの搭載機能

エムスリーデジカルの主な搭載機能は下記のとおりです。

エムスリーデジカルの主な搭載機能
M3 DigiKar モバイル 過去の処置行為や患者の情報をiPhoneで確認する
検査結果ビューアー 診療中の患者の検査結果を表示したり、紹介状を貼り付けたりすることができる
適応症の自動学習(AI) 傷病名を入力する際にAIの自動学習機能がサポートする
iPad手書きカルテアプリ 直感的な操作で複数の写真の貼り付けやシェーマへの記入などを実施できる
処置行為自動学習(AI) AIがよく使う処置行為を自動提案する
処方監査オプション 入力された処置行為を元に、適応病名や副作用、相互作用、禁忌病名などをチェックする

機能の詳細は下記のページをご覧ください。

機能紹介

エムスリーデジカルのメリット

エムスリーデジカルを導入するメリットは下記の3つです。

iPhoneでどこからでも過去の処置行為や患者の情報を確認できる

エムスリーデジカルは、iPhoneやiPadなどのモバイル端末にも対応しているため、外出先や自宅などからでも患者情報や処置履歴をリアルタイムで確認できます。たとえば下記のようなシーンで利用することが可能です。

●在宅医療で訪問先から患者情報を参照する

●緊急の問い合わせ対応時にカルテ内容を即座に確認・指示する

時間や場所に縛られない診療体制を実現できるのが強みです。

初期費用無料で導入できる

一般的なオンプレミス型電子カルテの場合、サーバーや専用ソフトの購入、設置工事などで数十万円〜百万円単位の初期投資が必要になるケースがあります。エムスリーデジカルは、導入時の初期費用が無料となっているため、新規開業したばかりのクリニックや、コストを抑えたい診療所などに特におすすめです。

シンプル&使いやすいUIで直感的に操作できる

エムスリーデジカルのインターフェース(UI)は、医療現場での使いやすさを重視した設計になっています。マウス操作だけで主要な入力が可能であり、iPadやタッチパネルでも操作しやすいシンプルなレイアウトが特徴です。

直感的に操作できるため、ITに不慣れなスタッフでも迷わず操作できます。短期間で操作に慣れることができるため、使い方のレクチャー・教育などに多くの時間を割かずに済むでしょう。

エムスリーデジカルのデメリット

エムスリーデジカルを導入する際は、下記の2つのデメリットを考慮する必要があります。

入院機能が搭載されていない

エムスリーデジカルは外来診療に特化した電子カルテであり、入院機能には対応していません。そのため、入院設備を持つ病院や長期的な入院管理が必要な医療機関では、他のシステムと併用する必要があります。

通信障害やネット回線のトラブル時に操作性が低下する

エムスリーデジカルはクラウド型のため、インターネット接続が必須です。万が一、通信障害やネット回線に不具合が生じた場合には、カルテの閲覧や入力が一時的にできなくなる可能性があります。導入前に安定した通信環境を整備しなければなりません。

Q&A(FAQ)

Q1. エムスリーデジカルの料金体系はどのようになっていますか?
A. エムスリーデジカルには、レセコン単体プラン、一体型プラン、ORCA連動型プランの3種類があり、それぞれ初期費用は無料です。月額料金はプランによって異なり、11,800円〜24,800円(税抜)となっています。各プランには、添付ファイル容量の制限や機器連携オプションなども含まれます。

Q2. エムスリーデジカルにはどのような機能がありますか?
A. 主な機能には、iPhoneでの情報確認機能(M3 DigiKar モバイル)AIによる自動学習機能(適応症・処置行為の提案)、iPadの手書きカルテアプリ検査結果ビューアー処方監査オプションなどがあります。

Q3. どのような医療機関にエムスリーデジカルはおすすめですか?
A. 新規開業医や在宅医療を行うクリニック、ORCAを利用している診療所紙カルテからの移行を考えている医師などにおすすめです。初期費用が無料で導入しやすく、操作性も高いためITに不慣れな医療従事者にも向いています。

Q4. エムスリーデジカルのデメリットはありますか?
A. 入院機能がないため、入院を扱う医療機関では別システムとの併用が必要です。また、クラウド型の特性上、通信障害やネット回線トラブル時に操作性が低下するリスクがあります。

Q5. モバイル端末でどのような活用が可能ですか?
A. iPhoneやiPadを用いることで、在宅医療の訪問先や自宅などから、患者情報や処置履歴をリアルタイムで確認できます。緊急対応や移動中の情報確認にも役立ちます。

Q6. エムスリーデジカルはIT導入補助金の対象ですか?
A. はい、エムスリーデジカルはIT導入補助金の対象ツールとして登録されています。条件を満たすことで、導入費用の一部を補助金として受け取ることが可能です。特に中小規模のクリニックや、新規開業を検討している医療機関にとっては、コスト負担を軽減する有効な手段となります。

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まとめ

今回は、エムスリーデジカルの特徴やメリット・デメリットについて解説しました

エムスリーデジカルはAI自動学習機能が搭載されており、カルテの記入時間を大幅に削減できます。iPhoneやiPadなどのモバイル端末にも対応しており、外出先や自宅などから患者情報や処置履歴をリアルタイムで確認できるのも魅力です。

自院の診療形態や業務フローに合うかどうかを見極めた上で導入を検討してください。

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