第307号「オフィスの電気料金の仕組み」
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/ / ———————2013.4.1 第 307号
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| | | 賃貸オフィスの借り方虎の巻!】
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|____|/ 発行:株式会社アーデント
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それでは、
早速、第307号をお送りします!・・・どうぞ!
===== 目次 ================================================
『1』貸事務所・賃貸オフィス虎の巻
●オフィスの電気料金の仕組み
~家庭用とは異なり損する?得する?~
『2』創業期の会社経営ノウハウ
●償却資産税(固定資産税)はかからない金額
~150万円以下はかかりません~
『3』編集後記
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『1』貸事務所・賃貸オフィス虎の巻
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「オフィスの電気料金の仕組み」
~家庭用とは異なり損する?得する?~
■最近は、電気料金値上げのニュースが相次いでおりますが、
今日は、オフィスの電気料金の仕組みについて
ご紹介したいと思います。
東京電力の例でご説明をしますと、
電気料金の契約は以下のようにわかれています。
(1)従量電灯B、C
家庭用電気の契約は主にこちらです。
またマンションを事務所で使う場合にも
こちらになると思います。
(基本料)
273円~
(使用料)1kwhあたり
・最初の120kWhまで 18円89銭
・120kWhをこえ300kWhまで 25円19銭
・上記超過 29円10銭
※60AまではB,70A以上はCになります。
(2)低圧(50KW未満のビルが該当。かなり小型のビルです)
オフィスビルになると、個別に東京電力と契約するのではなく、
ビルオーナーが一括で契約を行います。
規模の小さいオフィスビルでは、こちらになります。
また、電気料金はオーナーからの請求になりますので、
以下の電気料金はあくまで目安とお考えくださいませ。
(基本料)
契約電気量(KW)×1,071円
(使用料)1kwhあたり
夏季 16円50銭
その他季 14円99銭
基本料はビルが何キロの契約をしているかによって
異なりますので、比較しづらいです。
しかし、使用料をみてください。
従量電灯よりも、低圧のほうが安いんですね!!
(3)高圧(50kw以上のビルが該当。ほとんどのビルはこちら)
多くのオフィスビルでは、こちらでの契約になっていると思います。
この場合、個別の契約で電気料金を決めており、
東京電力のHPには料金の記載が一切ありません。
が、調べてみると、
2012年7月のプレスリリースに記載がありました。
(基本料)
契約電気量(KW)×1,732円
(使用料)
夏季 15円34銭
その他季 14円37銭
※低圧よりも、さらに使用料は下がります。
ただ、基本料は低圧よりも高くなるんですね!!
※これは2012年7月のプレスリリースに記載されていた
電気料金です。
※高圧の電気の契約が複雑なため、
ほかの料金メニューもたくさんあります。
上記は一例ですので、目安とお考えください。
■こうして調べてみると、一括契約のほうが、料金が安くなるんですね。
最近では三井不動産や三菱地所の新築マンションでも
高圧での一括受電契約を導入する
物件もでてきました。
ビル管理会社からの電気料金請求を嫌がるお客さまも
いらっしゃるのですが、
実際にはこちらのほうが得しているケースもあるんですね!!
~~~~今週の一言~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
従量電灯→低圧→高圧の順に電気の使用料は安くなる。
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『2』創業期の会社経営ノウハウ
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「償却資産税(固定資産税)はかからない条件」
~150万円以下はかかりません~
■今回、複合機を現金購入するか、
リースを組むかで迷っていたところ、
税理士からいい情報をもらいました。
■なんと、償却資産税(固定資産税)は
150万円未満の場合はかからないんです。
仮に100万円の複合機を買った場合、
税率4%ですから、
期末残存価格の4%が税金としてかかるわけです。
仮にコピー機100万円なら5年償却で、償却率0.2で計算します。
年度 残族価格 償却資産税
1年目 100万円 4万円
2年目 80万円 3.2万円
3年目 60万円 2.4万円
4年目 40万円 1.6万円
5年目 20万円 0.8万円
合計 12万円
ということで、税金が12万円もかかるんですね!!
■しかし、ほかに償却資産が150万円未満であれば、
12万円の税金はまるまるかかりません!!
これは大きいですよね。
リースを組むか、現金で買うかを考えるときに、
償却資産が150万円未満かどうかも考慮しましょう!!
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『3』編集後記
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■先日義理の妹の結婚式で、
新潟に行ってきました。
まだまだ雪がたくさん残ってまして、
さらに最高気温も6度で、
相当寒かったです。
部屋の中でも、息が真っ白で、
びっくりしました!
雪国の暮らしの大変さを
改めて実感しました。
■今号はここまで!
最後まで読んでくれてありがとうございます!!
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【発 行】株式会社アーデント
【編集長】渡邊 賢
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