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第351号「オフィスの電気容量は倍使える?ほんとに?」

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/     /     ———————2014.4.21 第 351号
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|____| |  【不動産屋が教える!
|    | |    賃貸オフィスの借り方虎の巻!】
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|____|/            発行:株式会社アーデント

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それでは、
早速、第351号をお送りします!・・・どうぞ!

===== 目次 ================================================

『1』貸事務所・賃貸オフィス虎の巻
●オフィスの電気容量は倍使える?ほんとに?
~その理由をご説明します!~

『2』創業期の会社経営ノウハウ
●目標設定の注意したいポイントとは
~率で評価するのではなく・・・~

『3』編集後記

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『1』貸事務所・賃貸オフィス虎の巻
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「オフィスの電気容量は倍使える?ほんとに?」
~その理由をご説明します!~

【ブレーカーの種類について】

ブレーカーには主に2つの種類がありますので、
こちらをまずはご説明させて頂きます。

・アンペアブレーカー

電力会社が設置するブレーカーで、
電力会社との契約した電気容量を超えると、
ブレーカーが落ちます。
契約以上に電気を使えないようにするためのブレーカーですね。

・漏電ブレーカー

電力会社以外の民間の会社が製造するブレーカーで、
これ以上使うと漏電する危険があるので、
想定以上の電気を使えないようにするブレーカーです。

【電気の契約方式について】

・個別契約

各部屋、各テナントごとに電力会社と契約をします。
この場合、ブレーカーは東京電力が設置しますので、
基本的にはアンペアブレーカーを設置します。

・ビルが契約して、子メーターで計測

ビル単位で、電力会社と契約を行います。
そこから、子メーターというものを各部屋に設置し、
ビル側で個別のテナントへ請求をしていきます。

このケースの場合、漏電ブレーカーを設置します。

■漏電ブレーカーの場合ですが、

実は60Aと書いてあった場合には、
最大120Aまで使うことができるんです。

 

■オフィスの場合には、
サーバーを置いたり、大型の印刷機を使うときなどに、
かなり電気容量がかかります。

こういうお客様の場合には、
漏電ブレーカーが設置されているオフィスビルが
最適です。

また、ブレーカーに表示されている電気容量の
倍まで使えますので、
意外と電気工事をしなくても、大丈夫なんですね。

■また、電気容量を増やす工事をする場合には、
以下のようになります。

【ブレーカー交換について】
・アンペアブレーカー

60Aまでは東京電力が無料で交換してもらえます。
そこからさらに上げる場合には、費用がかかります。

・漏電ブレーカー

ブレーカー交換は基本的には借主負担で交換します。
また配線の太さも関係してくるのですが、
配線まで引き直す場合には数十万円の費用がかかってきます。

またビルの屋上に設置してあるキューピクルという電気を
変圧する装置があるのですが、
こちらの最大電気容量が足りない場合には、
電気容量を上げることはできません。

キューピクル交換となると、相当なコストがかかりますので、
現実的ではありませんので。

ですので、オフィスビル電気容量を上げるには、
ブレーカー交換はもちろんですが、

・キューピクルの容量に空きがあるか?
・配線は電気容量を増やしても耐えられるか?

の2点も確認する必要があります。

■電気容量を上げるには、
いろいろと大変ですので、基本的には上げなくても大丈夫な物件を
探した方が良さそうです。

どうしても、上げたい場合には、
きちんとした電気屋さんに相談して、確認していきましょう!!

~~~~今週の一言~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

漏電ブレーカーの場合、電気容量は倍にして考える。

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『2』創業期の会社経営ノウハウ
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「目標設定の注意したいポイントとは」
~率で評価するのではなく・・・~

■弊社では以前「率」で目標設定していたのですが、
反省して現在は変更を行っております。

「数字目標」ですが、

みなさんはどういう数字を設定していらっしゃいますでしょうか?

今日は、率を設定すると、
難しい問題が発生するので、
ご紹介させて頂ければと思います。

■達成率で目標設定をしたとしましょう。

例えば、
野球選手だとして、

「打率3割を目指す!」
という目標を設定していたとした場合を考えてみたいと思います。

問題点1 達成感が得られにくい

率は一定期間の割合を出したものですので、
ヒット1本打ったとしても、打率にはあまり変化はありません。

また、かりに低迷していた時期を抜け出して、
ヒットを打ち出しても、

過去の低迷分が反映されますので、なかなか打率は上がってきません。

なので、毎日の変化が少なく、
達成感を得られにくいんですね。

問題点2 効果測定がしにくい

例えばバットスイングを少し改造して、仮にヒットが今日は1本増えたとしても、
それはたまたまかもしれません。

もちろん、打率で見ると、あまり反映されていないので、
数字には表れない。

なので、打率を見ていても、その改造が良かったのかどうか、
判断がしづらいんですね。

■それこそ、ヤンキースのイチローさんの話では、
打率は気にせず、1本、1本のヒットを打って、
その数を積み重ねること、年間200本のヒット
を打つことを考えているそうです。

■弊社では、

契約率を上げよう!という目標設定をしていたのですが、
現在は、売上と案内数に変更をしました。

とくに案内数では、
毎日結果が出たかどうかがはっきりするので、
達成感につながっているようです。

ぜひ、目標設定の際には、率ではなく数字に。

また、できたかどうかが、
できれば毎日効果測定ができるものが
いいと思います。

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『3』編集後記
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■義父の古希祝いを考えていて、
知ったのですが、還暦までは満年齢で、

それ以降は、数え年でお祝いをするんですね。
まったく知りませんでした。。。

なんで違うんでしょうね。。

ほんと不思議です。

■今号はここまで!

最後まで読んでくれてありがとうございます!!

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【発 行】株式会社アーデント
【編集長】渡邊 賢
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