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事務所を賃貸ではなく、買った場合、いくらくらい経費になるのか?

事務所を買うとは?

事務所の賃料は決して安くない金額ですよね。仮に賃料50万円のオフィスを借りていたとすると、年間で600万円払っていることになります。もし、会社が5年、10年と借り続けるとしたら、3000万円~6000万円も家賃を払うことに。そして、何も残りません。

だったら、買ってしまうのもありという経営者は多く、実際に会社がかなり成長してくると、自社ビルを持ち、そのうち不動産部を作り、ビル経営に乗り出すケースが多いです。

特に、ビルを買うと、自社で使わないフロアを貸しておけますので、借り入れの返済はそちらの賃料収入で賄うことも可能です。ここ最近はビルも金額が下がってますので、買ってしまうのも一つの手と言えるでしょう。そもそも、利益が出ているなら、多額の税金に持っていかれることになりますから、多少投資コストがかかっても買うのも検討したいと思うのは経営者としては当然ですよね。

 

オフィスビルを買って、経費になる金額はこれだ!

ビルを購入するにあたって、注意したいのが、家賃は全額経費になっていたのですが、ビルの場合は、購入代金のうち、建物の減価償却分しか経費にならないということです。

仮に1億円のオフィスビルを購入したとしましょう。そのうち土地が8000万円、建物が2000万円だとした場合に、建物分2000万円しか経費には計上できません。

経費の計算の仕方は以下のようになります。

RC造の中古オフィスビルで築20年の建物だった場合、RC造の建物の耐用年数は47年になります。

残存耐用年数 = 47年 - (経過年数) + 経過年数×0.2

47年 -  30年   +  30年×0.2  = 23年

 

耐用年数23年の償却率は0.044になりますので、2000万円×0.044= 88万円が毎年経費計上できる金額です。

その他、固定資産税、管理に要する費用は全額経費に計上できますので、上記建物、土地の購入費用の経費計上のみ注意が必要となります。

また、融資を受けての購入であれば、利息については経費計上可能です。

家賃が全額経費になっていたのと比べると、大きく違いますね。

 

 

事務所を買うのは、賃貸と比べて損か得か?

事業が成長著しい場合には、購入はあまり得策ではないかもしれません。すぐに事務所のスペースが足りなくなって、借りたり、もしくは業績が悪化して、縮小したりというときに、ビルを買ってしまうと変化の対応が難しくなります。

ただ、比較的事業が安定しているようであれば、今必要としているオフィススペースよりも大きな、具体的にはビル一棟を買ってしまうことで、家賃代わりに、ローンの返済をすることで、それが資産に代わっていきます。使わない部分は貸しておけば、一部返済に充てることもできますし、将来の事務所の家賃負担を大幅に削減できたり、安定収入になっていくのがビル購入のメリットです。

社長がそのビルに住むというケースもありますね。

損得というよりは、その企業ごとにメリットデメリットをみて買った方がいいのか、賃貸がいいのかを判断することになります。

 


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